私が入社を決めた理由

就職活動中は「業務の広がりのある会社」「チャレンジできる土壌がある会社」を軸に企業探しをしていました。
さらに専門性がきちんと身に付くことと、その積み重ねを生かして仕事ができる場所はないかと探す中で三井住友信託銀行に出会いました。最初から一つを極めるのではなく、複数の事業を経験した後に自分が極めたい道を絞っていけることも、キャリアプランを考える上でとても魅力に感じ、入社に至りました。

あなたの仕事について教えてください

外部環境の変化に対応できる商品の開発。

証券代行事業の業務は、お客さまと1対1で向き合いながら、会社法に基づく「株主名簿管理人」としてお客さまに代わって株式実務を担い、お客さまの事務の効率化や適正化を実現する株主名簿管理業務に加え、さまざまなコンサルティングを総合的にご提供しています。近年は、「スチュワードシップ・コード」「コーポレートガバナンス・コード」制定以降、企業を取り巻く環境が大きく変化し、お客さまのニーズもこれまでの株式実務・株主総会支援に加え、ガバナンス強化・ESG対応・役員報酬コンサルティングなどに拡大しており、これまで培った知見や信頼を基に、お客さまの企業価値向上のために何ができるのかに知恵を絞るコンサルティング業務への比重が大きくなっています。その中で、私が所属するビジネスソリューションチームは、新しいサービス・プロダクトの開発をミッションにしています。例えば、コーポレートガバナンス・コードの中には「取締役会の実効性を検証して公表すべし」という項目があるのですが、多くのお客さまはどのように検証すべきか迷っていらっしゃることが分かってきました。それに対し我々は、第三者機関による実効性調査をご提供する商品を開発。数値化することで客観的に振り返りができるようになり、継続的に企業価値の向上に貢献できる土台ができるようになったと感じています。ほかにも、企業同士でお互いの株式を持ち合う政策保有株式を安全に、かつお互いに納得できる形で売却できる仕組みづくりなど、広くお客さまのお悩みを解決するための商品開発を行っています。

お客さまの未来を創った
エピソードを教えてください

考案した新サービスが証券代行事業をあげての大事業に。

当社でしか、世の中にご提供できない価値がある。それを実感したのは、取締役会の運営方法という外部からは垣間見ることができない部分をオープンにする事業をやり遂げた時でした。当社は「株主名簿管理人」として受託社数、管理株主数ともに国内No.1です。その中で私が担当し実施していたのが、「取締役会の運営についてのアンケート」と「付議基準アンケート」。他社で取締役会がどのように運営されているかは多くの企業の一大関心事。それならばお客さまの実態を匿名で集め、共有の財産にできないだろうか。というのが出発点でした。当初は700社ほどを対象にアンケートを実施していましたが、大変好評を博し現在では国内上場企業の約半数から回答をいただくまでに。当社の一大事業として成長し、証券代行のコンサルティングにも生かされています。匿名性を保ちながらも、各企業さまに他社の取り組みや世の中の潮流を知っていただく機会になるとともに、自社のガバナンス強化につなげていただければという想いがまさに実りました。企業のガバナンスの整備に対する需要が年々増すなか、私たちが実施したアンケートを通じて、多くのお客さまが情報を享受し、企業価値を高めることにつなげていただけていることは、とてもうれしく思います。

この仕事をとおしてどんな成長が得られますか?

自ら実践し乗り越えれば全てが身に付く。

商品開発は、「まだ何も分からない」というところがいつもスタート地点になります。そこから課題を自ら見付け、一つ一つをクリアするなかで得た知見は生きた「実力」として身に付いていると感じます。大切なのは、繰り返し実践することを止めないこと。その中で、経験はもちろんのこと、「こんな場合にはこうするといい」という直感や判断力が磨かれ、プロフェッショナルとしてのスピーディかつ正確な対応につながっていきます。また、開発した商品は自らお客さまにご提案し、ご意見をいただくこともあります。こうした生の声を聞く機会があることも自分自身の成長にとって重要なことだと思います。

自分のキャリアを
どのように創っていきたいですか?

信託銀行にしかご提供できない価値を常に考えて。

信託銀行は業務範囲が非常に幅広く、新しい価値を生み出せる可能性に満ちています。特に、独立専業の信託銀行である当社は、「お客さまにとってのベスト」を純粋に考えることに専念できますので、ソリューションの独自性に担当者のカラーが色濃く出ると思います。必要があれば、自分が所属する事業だけでなく、不動産、法人トータルソリューション、法人アセットマネジメントなど複数の事業が持つ専門性を組み合わせたご提案に仕上げることもできます。この先も「トータルに、早く、深く」を意識して成長していきたいです。

学生時代を振り返って
どんな経験がいま生きていますか?

剣道で学んだ対人スキルと塾講師で学んだ準備力。

学生時代は一貫して剣道に熱中していましたので、剣道で学んだ相手との駆け引きは、現在の仕事にも生かされていると感じます。商品開発の業務は、たくさんの人との協働作業。相手に合わせたコミュニケーションのとりかたを考えることは非常に重要です。
また、アルバイトで塾講師をしていたのですが、そこで学んだのは「準備こそが全て」ということ。生徒を惹きつける授業は、まさにプレゼンテーションそのもの。どうすれば相手に伝わり、気持ちを動かすことができるかを習慣的に考えていた経験は、今、社内外でプレゼンテーションをする場面にそのままつながっています。

この事業で働く社員