入社前から始まる主体性を尊重する取り組み
選考時から業務にチャレンジ、
内定時は資格にも挑戦
多岐にわたる信託銀行の業務には、人財の多様性が不可欠。私たちは一人一人の個性を生かしてスキルを磨くことが、組織としてのパフォーマンス向上につながると考えています。そのために、自分らしくキャリアを切り拓いていける環境を、入社前から用意しています。
選考時 | 選考時業務チャレンジ | 入社後の初期配属が該当業務に限定され、 自らの専門性を高めていくことにチャレンジする機会を提供します。 |
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グローバル ビジネス |
入社時の配属部署が対法人関連のグローバル関連業務(*1)に限定され、将来海外・国内において当社グローバルビジネスにおけるプロフェッショナルとなることを展望。なお、初任店以降の配属先については、本人の適性を見て判断します。 一定レベル以上の日本語力(*2)があることに加え、日本以外での在住歴(1年以上を目処)、もしくはビジネスレベル以上の英語力(TOEIC860点以上が目処)があることを応募要件とします。 *1 グローバル関連業務
※本人の適性に応じて、国内業務を経験したのち、グローバル関連業務に従事する場合もあります *2 一定レベル以上の日本語力 |
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運用(受託・マーケット) | 入社当初の配属が受託運用業務またはマーケット業務に限定され、業務経験を通じて早い段階から専門性を高め、当社資産運用業務におけるプロフェッショナルを目指す。 | ||||||||||||||
年金 アクチュアリー |
入社当初の配属が年金数理関連部署に限定され、早い段階から数理計算、制度設計業務の基礎を身に付けるとともに、数理的素養を活かして年金アクチュアリーとなるべく資格取得にチャレンジする。 | ||||||||||||||
リスク管理 | 初期配属が当社リスク管理業務を担う、本部セクションに限定され、金融工学、統計学、計量経済学又は情報工学等のスキルを活用し、各種リスク(信用・市場等)計測の高度化、各種リスク管理モデルの開発、気候変動リスク、グローバル金融規制への対応等を通じ、リスクマネージャーとしてのプロフェッショナルを目指す。 | ||||||||||||||
財務企画 (会計・税務) | 本チャレンジは、初期配属が主計領域(会計・税務)に限定され、保有する財務・会計・税務に関する知識を活用しながら、業務経験を通じ早い段階から専門性を高め、事業や国内外を問わず活躍する、会計や税務のプロフェッショナルを目指す。 日商簿記2級以上の資格を有していることを募集要件とします。 |
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IT・デジタル | 初期配属がシステム業務関連部署、もしくはデジタル企画部・各事業本部などに限定される。 IT・システム、デジタルスキルは、当社経営戦略、各事業の事業戦略の実現を支えるための必要不可欠な知識・スキルであり、将来は、「業務知識」と「ITスキル」もしくは「デジタルスキル」をコアスキルに持つ人材として、信託銀行の業務全般において幅広く活躍することを展望。 |
内定 〜 配属 | 内定後業務チャレンジ | 内定者が自ら希望する資格取得、当初配属業務にチャレンジする機会を提供します。 |
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◆資格取得:不動産鑑定士、年金アクチュアリー ◆配属業務:受託事業、マーケット事業、ITシステム業務 |
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新入社員配属前面談 | 内定者一人ずつと面談を実施。配属の希望や思い描くキャリアの歩み方についてヒアリングを行い、初期配属を決定します。 |
※業務チャレンジに応募されない場合も、該当業務に配属となる可能性は当然にあり、応募の有無がキャリアを制限するものではありません。
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「数理×金融」の
スペシャリスト。
アクチュアリーという
生き方。業務チャレンジ制度
利用者の声01
森谷 雅史
受託事業 |
2013年入社大学で数理ファイナンスを専攻しており、当時から数学的素養を生かしてお客さまとの関わりが持てる年金アクチュアリーとしてのキャリアを思い描いていました。当社には、業務チャレンジ制度という資格取得支援をとおし、その想いをサポートしてくれる体制が整っています。
学生時代に挑戦を始め、会社のバックアップも活用しながら、入社3年目で1次試験5科目、2次試験2科目の全てに合格しました。資格取得後は年金数理の計算業務に加え、ほかの信託銀行や官公庁との折衝を行うようになり、業務範囲は大幅に拡大。社内でもスペシャリストとして意見を求められる機会が増えています。
退職給付債務の算定、確定給付企業年金の掛金計算など、さまざまな業務と並行して試験勉強の時間を確保するためには、それなりに工夫も必要。けれど「継続は力なり」の言葉を信じて、挑戦を続けたことは、今後の自分のキャリア形成にも生きるものだと思っています -
不動産鑑定士で
磨いた知識や経験が、
その後の
キャリアの礎に。業務チャレンジ制度
利用者の声02
鈴木 康太
法人トータルソリューション事業 |
2009年入社一つとして同じものがなく、ダイナミックな不動産ビジネスに学生時代から魅力を感じていた私は、国家資格である不動産鑑定士の資格取得を決意し、内定期間中に「業務チャレンジ制度」に手を挙げ、試験勉強をスタートしました。会社のサポートを受けながら、入社後も試験が実施される8月までは、資格学校に通学。無事試験に合格した後は、実務経験を積み、正式に不動産鑑定士として登録されました。
試験勉強で身に付けた基礎知識は、不動産仲介、不動産鑑定そして不動産コンサルティングなど、複数の不動産ビジネスに携わる中で十分に活用できました。
現在は、不動産事業から法人トータルソリューション事業に異動し、M&Aファイナンスという融資業務に従事していますが、ここでも不動産業務の経験が強みとしてしっかりと活きています。
業務チャレンジ制度を活用することで、早い段階で自分の強みとなる専門性を身に付けることができました。今後は、不動産を一つの軸にしつつ、お客さまを多面的にサポートできる存在になることが目標です。短期・中期・長期のタイムスパンごとに「自分がどうありたいか」を常に意識し続け、さまざまなことにチャレンジしていきたいですし、当社にはそれを支える制度が整っていると思います。
入社後の能力開発・キャリア形成
能力開発・
人材育成を支える制度
人材育成・能力開発は、OJT※1を基本としていますが、併せて業務スキルやマネジメント能力などの向上を目的とした集合研修や、自己研さんを促すための 自己啓発についても数多くの選択肢を整備しています。その一つとして、2012年5月、SuMiTRUSTユニバーシティを設立しました。SuMiTRUSTユニ バーシティは、「信託らしい」「三井住友信託銀行ならでは」の独自の付加価値を発揮し、お客さまにトータルソリューションを迅速にご提供する人材を育成 することを目的とする、全社横断的なプログラムです。「学びの風土構築と自助自立する人材育成」を運営理念として、社員の能力伸長を支援する体制 を整えています。SuMiTRUSTユニバーシティは、社長が学長に、人事部統括役員と社外有識者が副学長に就任しています。
入社後 | OJT(※1) | 配属先で、計画的かつ継続的な現場教育を実施 |
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OFF-JT(各種研修) | 『学びの場』であるSuMiTRUSTユニバーシティで、体系的に知識やスキルを習得 ◆ 各種研修 • 新入社員研修・階層別研修・業務別研修・語学研修(英語・中国語) 経験や習熟度に応じて段階を分け、きめ細かに対応 ◆ Web Campus • eラーニングなどの学習ツールや各種情報を提供する人材育成サイト |
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自己啓発支援 | 各種資格・検定試験の受験料援助、取得支援金交付、および特定図書支給 | |
業務公募制度(※2) | 自らが希望する業務にチャレンジする機会を提供 | |
各種 トレーニー 制度 |
資格取得、語学トレーニー制度などの能力開発研修を実施 ◆海外派遣研修 ◆語学トレーニー制度(英語・中国語・タイ語) ◆業務トレーニー制度(ニューヨーク、ロンドン、上海、シンガポール、香港など) |
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社内副業制度 | 期間を限定し勤務地以外の業務(副業先)にオンラインで参加できる機会を提供 | |
事業説明会 | 社員が各事業および各業務領域への理解を深め、自らのキャリアを主体的に考えるための機会提供を目的とした、事業ごとの説明会 |
※1 On-the-Job-Trainingの略:職場内での上司・先輩が、部下に日常の仕事を通じて、必要な知識・技能・仕事への取り組みなどを教育すること。
※2 Aコースの社員で隔地間業務に従事する場合は期間中会社が寮などを提供します。
海外拠点トレーニー制度
利用者の声

葛西 美雪
海外拠点トレーニー | 2014年入社

3年目の挑戦。
海外で、自分の付加価値を
高める。
葛西 美雪
海外拠点トレーニー | 2014年入社
私は、業務公募制度の一つである、海外拠点トレーニー制度を活用して香港に駐在し、現地で仕事をしています。香港支店の収益の実に9割以上は、日系企業ではなく外国企業との取引によって生み出されています。所属している融資を行うチームでは、世界中の銀行、そのほかさまざまな企業と対話し、お互いのビジネスチャンスにつなげています。
海外勤務を志したのは、大学時代に国際系の学科に所属し、世界中のさまざまな国々を訪れた経験があったからです。中でもアジア諸国の成長スピードは著しく、自分なりに磨いてきた中国語を生かして仕事をしたいという想いもありました。本制度に手を挙げたのは2年目。まだ業務経験の少ない中で、海外に挑戦することには勇気も必要でしたが、「やりたいことは口に出すべき」という上司の後押しもあり、決断しました。香港で日々を過ごす中で、将来は外国企業向けのRMとしてアジアで活躍したいとの想いが、以前にも増して高まっています。