キャリア年表

  • 2013年
    法人トータルソリューション事業にて関西で中堅・中小企業営業を担当。
    2015年
    ロンドン支店へ赴任。日系ならびに非日系企業への営業を担当。

海外勤務を希望したきっかけは?

学生時代に世界一周や海外でのNGOでの活動などを経験するなかで、「多様な価値観のもとでこそ自分の常識に捉われない考え方や、さまざまな気づきが得られる」という実感を持つようになりました。そうした背景もあり、就職後も多種多様なバックグラウンドの人たちと仕事をすることが、自らの成長にも大きく役に立つと考え、入社当時から海外勤務を希望していました。三井住友信託銀行には、様々なキャリアを自身で切り拓く文化がありますので、私も海外での勤務を上司に希望し今に至っています。

現在の仕事を教えてください。

私が配属されたロンドン支店の営業エリアは、ヨーロッパ、中東、さらにアフリカ全体。北はロシア、南は南アフリカ、東は中東まで、広いエリアをカバーしています。私が所属するチームは、融資・預金・為替といった企業の財務活動の根幹を成す商品提供を行うとともに、事業の垣根を越えて担当先企業の課題解決のための提案を実施することにより、欧州の日系企業・海外企業とのリレーションを構築・拡大する役割を担っています。私自身は、法人営業担当者として主に商社や船舶関連企業を担当。当地で業務の拡大を目指すお客さまのニーズを捉え、ファイナンス面でサポート行うことが使命です。

特に印象に残っている仕事を教えてください

欧州の会社で船主を営んでいるお客さまがいました。そのお客さまには、リスクをしっかり考えることができる金融機関から競争力ある金利水準で、まとまった額の資金調達をしたいというニーズがありました。当社はシップファイナンス(船舶のファイナンス)に強く、国内外の多くの船会社と取引を有しています。そこで東京の本店や船主取引が豊富な国内の支店の協力を得て、過去の事例に関する情報や現在の船業界の状況、リスク並びにリターンに関するノウハウを可能な限り収集。その一方で、自ら欧州のマーケットに関する情報を各地に赴いてリサーチすることで、欧州のマーケット事情や企業の考えなどを把握し、お客さまに対する理解を深めました。その結果、この大型ファイナンス案件に携わる機会を当社が独占的に得ることに成功し、半年以上にわたる交渉、社内折衝、契約書作成などを経て、取引成約に導くことができました。当社として培ってきたノウハウと経験、そして欧州という足元の情報を最大限結集させることで成し得た案件のひとつです。

これからの目標は?

金融の中心地ロンドンでの仕事は、いわゆる日本的なリレーションだけを拠り所にすることはできません。目の前の一つ一つのビジネスにどれだけ積極的か、魅力的な提案をしてくれるかが最も重要視され、これまで積み上げてきた取引がいくらあっても、目の前を疎かにするとすぐに信用を失いかねません。また、役職などにあまりこだわりなく、真剣になって一緒にビジネスをやってくれる人物か否か、という目線でこちらを見ていることから、担当レベルでもさまざまな立場の方との会話が可能であり、大きな取引につながることがあります。その一方で、見切りを付けられるのも早く、本当に一つ一つの提案の中身がシビアに問われます。このようなグローバルスタンダードでの経験を多く積むことで、自らの可能性を狭めずにさまざまな領域で活躍できるよう知識を蓄え、多様なお客さまのニーズに柔軟に応えることができる人材になることを目指しています。